シリコンバレー発 新事業 開始に向けたステップを記録

シリコンバレーになぜ日本企業が人を出すのか、については企業の目的によって大きく異なってきますが、投資目的または技術(スタートアップ)活用目的の企業がほとんどです。

シリコンバレーと言えば、スタートアップが多く生まれる場所 と言い換えることができますが、駐在する人たちは、そのスタートアップを使うのか、そのスタートアップに投資するのか、ということを目的にしていることがほとんどです。

シリコンバレーに駐在すると、ではなぜこの場所でスタートアップが多く生まれるのか、を知ることになります。が、そのなぜ、を知ることによって、それを会得し、実際に起業してみようというケースはそれほど多くありません。それもあり、特に日本でのスタートアップ企業がアメリカおよび中国、その他各国に比べても少ないことも日本の社会的課題としてシリコンバレーでも話題になります。

そこで、ではやってみようということで事業化に取り組んでいきたいと考えています。その状況を随時発信しながら、なぜシリコンバレーが起業に向くのか、本当にシリコンバレー方式に沿って起業が可能なのかをお伝えしていきたいと思います。

改めてシリコンバレーでスタートアップが生まれる流れはどのようなものかを整理すると

  1. 自分が解決したいという情熱のある 取り組むべき課題の発掘・なぜこれは解決していないのかという疑問をもつ
  2. 解決の方向性として誰も見つけていない方法を 普通ではない顧客の観察・インタビューなどから発見
  3. 弁護士事務所やVCへの相談や学習により起業(資金確保)に向けた知識取得
  4. まずはスタートしてみる
  5. 顧客との対話から見直し、ピボット(方向転換)を繰り返す

という流れですが、数多くのスタートアップが類似した課題(特に流行の課題)に類似した解決方法で取り組んでいることがシリコンバレーにいると痛感します。

その中で抜け出す差、が難しく、優秀なベンチャーキャピタリストでも未来が全て見えるわけではない、つまりはどこが成功するかを見極めるのがどれほど難しいかを嫌というほど聞かされることになります。

日本人が作ったユニコーンは多くありませんが、日本人の方で起業をしてそれなりに成功している方は実は多くいらっしゃいます。多くの方は会社で培った何らかの技術力を持っており、それを活用しています。

ゼロベースで起業しようという場合、そのきっかけになる問題意識、ニーズは何で、それを解決したい情熱はあるでしょうか。

有名になっている企業の最初を纏めてみます。

AIRBNB; 金欠の時に近辺でホテルが取れないことに目をつけ、空いている場所を貸し出してみた
UBER ; スマホでハイヤーを簡単に呼べたらクールじゃないかと考えた

Facebookが創業し、VCに投資しないかと言う話があった時点でとても似ているSNSサービスは既にあったため、これが上手くいくとは信じなかった人がいる話は有名ですが、どうやって同じようなサービスとの違いを産み出し、差をつけていくのか、類似したサービスでも失敗し、潰れていくのはなぜなのか。歴史を知り、自分の事業に活用していくと成功率を高める可能性が出てきます。

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