悪名高き DMV体験記

ディズニー映画 ズートピアは息子や娘を田舎から都会に働きに出すという歳からしても気になる、そして面白い映画ですが、ここの中でDMVに主人公が訪ねるシーンがあります。

そのシーンはDMV係員がナマケモノになっていて、全てが時間がかかって遅い、というシーンになっていますが、これはDMVの時間がかかりすぎ、遅いというアメリカの人たちのイライラ、常識が反映されたネタになっています。

初めてDMVに行く日本人にはそのようにDMVはとにかく気を付けろと(気をつけようがないですが)脅される場所になります。

2017年時点と2020年時点で違う感覚があり、流石にDMVも改善しようとしているのではないかと思うのですが、さすがDMVという体験をしたことをお伝えしておきますので、行く際には注意して下さい。

DMV最初の体験

実は免許試験を受けに行く際に、日本から戻ったばかりであることを忘れ、別に持っていたI94のコピーを持参してしまいました。I94はご存知の通り、入国時点で新たなものになるので、入国後の記録を印刷しないといけません。そのため、印刷しなおして来い、と言われたのはまあ仕方がないことで、近くのオフィスデポを指示され、そこで印刷して再度申請に行きました。そのこと自体は自分が悪いので問題ないのですが、

その前にペーパーテストも並ぶと聴いたため予約したのですが、予約した人の列とウォークイン(予約していない人)との列が最初よく分からなかったので、ここで良いのかと聞いた際の女性の対応が、はあ?何言っているの?私は関係ないわよ。で、これかと思わせてくれるほど、非常に不快な対応をしてもらいました。

免許の更新に行く体験

免許取得については別に記事にするとして、免許の更新に行かないといけないので、行った時ですが、極めて対応は親切で、DMVも変わったなあ、不愉快なことは何もないと思いつつカウンターで待っていると、

各カウンターのボス?上司のような女性が歩いて来て、親切なカウンターの人を止め、私の書類をチェックし始めました。その前にこのカウンターの女性があまり慣れていない新人?経験が浅い人らしく、何度か確認をこのボスにしていたので、再確認だろうと思って気楽に見ていたところ、15分!もパスポートを最初から最後までページをチェックした上で、I94と同じ日のハンコがないから認められない、と指摘してきました。

な、なんだって?? と思いつつ、実は日米を往復する人には必須のTSA事前審査プログラムに加入しており、私のパスポートはハンコどころか機械でチェックされ、入国審査は不必要な登録になっているため、当然見た目で記録はないことになることを理解していないと気付き、

電子チェックプログラムに加入しているからハンコは押されない、ことを何度も主張しますが、これまた15分ぐらいダメだと粘られ、こちらも免許更新されないわけにはいかないので、いやいやちょっと待って、との問答を繰り返し、やっと最終的には渋々!申請を受け取ってもらいました。

DMVは全員若い人に入れ替えて笑顔の係員だけにしてほしい。。

これを読んでおけば良かった。。

友人の免許試験であったこと

友人の免許実地試験には、免許保有者が付き添う必要があり、車も貸した(自分の車を持ってくる必要がある)のですが、一緒に試験の順番を待っていると、隣のレーンに車の登録申請をするレーンがあり、若いインド系らしき人が初めてらしく、少しおどおどしながら登録確認を待っているのが見えました。そこに後で評判が悪い人だということは分かったのですが、試験・管理をする女性が来て、チェックを始めていたのですが、ボンネットを開けろと指示していました。

そのインド人男性が、四苦八苦していた挙句、ごめんなさい開け方が分からないんだけど、どうやるんですか、と聞いたところ、I DON'T KNOW!!と極めて不機嫌な声色で目も見ずに本人に答え、だったら、前に動かしてなんとか開けてから言え、と言って次の車(それが友人の試験になったわけですが)に移動。

そこまで偉そうにできる仕事は初めて見た、、と言えるぐらいの態度で驚きでした。ちなみに友人も理不尽な理由で試験を落とされましたが、自分の裁量で合格、不合格を決められるとはいえ、もう少し受験者に対する気遣いができないものか。。

他の記事でも書きますが、アメリカなのかシリコンバレーだけなのか、基本的にはみんな笑顔で親切で明るい地域で、店で買い物していても不愉快な思いをするようなことはまずないのですが、それだけにDMVとのこのギャップはなんとも不思議なものです。

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