網膜 シリコンオイル注入手術 術後経過

2020年3月、網膜に大きな穴が開いていることが判明後、レーザーで広がらないよう抑える治療をしながらも結果として自然治癒はせず、5月にアメリカで手術を行いました。手術時点でドクターからガス注入では治らないとの判断がされて、シリコンオイル注入手術がされ、無事終わっています。

手術後、初めて分かったのですが、網膜剥離、または網膜裂孔の手術には2種類あり、その違いがよく分かったので、同じような懸念が出てきて悩む人のために共有しておきます。

ガス手術は
 メリット ;数週間でガスは抜けるため、元の状態に戻る。治れば何もしなくても良い。
 デメリット;その数週間で網膜が治らなかった場合、また元に戻ってしまう。そのため、うつ伏せ状態にしていることが
       大切で、短期で治す努力が必要になる。

シリコンオイル手術は
 メリット ;ずっとオイルが入っているため長期間かけて治すように網膜を守れる
 デメリット;3−4ヶ月して網膜が完治した時点でオイル摘出手術をした方が良い。

簡単にまとめれば、こうなります。

再三ググっても理解できなかったのが、このシリコンオイル手術後にどうなるのか、ということで、どうしても分からないため、この点について同じ手術を(しない事を望みますが)する予定の人のために残しておきたいと思います。

実はシリコンオイルは術後そのままにしている、という意見もネットで見かけたので、だったらシリコンオイル注入にして、そのままにしておくのがベストソリューションじゃないか!と思っていましたが、残念ながらそうなっていません。

シリコンオイルを注入すると、オイルのために、ほぼ見えません。つまり視力がほぼ0.1あるのかないのか、ぼんやりと輪郭は見えますが、視力を失った感覚になります。

投稿時点でちょうど手術から3週間が経ちましたが視力についてはほとんど変化がありません。だけど2回の検査で2回とも正常とドクターからは言われており、この見えない状態がノーマルな結果である事がよく分かります。

つまり、シリコンオイル手術をする人は視力がすぐに戻るという期待はせず、長期にわたって、手術した目は見えない事を前提にしてしばらくオイルと付き合い、網膜が早く完治するのを待つ、そして3ヶ月後にオイル摘出手術を再度実施する、事が必要です。

見えないため、その目を無理に瞑ろうとしてしまうため、かなり目が疲れます。そのため片目用のアイマスクはオススメです。

辛いですが、慣れてもくるため、3ヶ月なんとか治して元に戻しましょう。毎日車を運転する人はできればその期間は他の人にお願いした方が良いです。できなくはないですが、怖いのは怖いので、相当な注意が必要になります。

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